症状について① 〜[身体]の症状〜
かめと申します。
今日も皆さんが良い一日を過ごせますように。
前回までは、僕がうつになって現在にいたるまでの経緯をまとめました。
ここで一度、病気について考えたことをまとめていこうと思います。
今回は、症状について。
※文章の内容はあくまで僕の場合のことですので、人によって症状や対処法などは様々です。
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僕はうつという病気になったわけですが、病気になって自分の身に起きた症状をまとめていきます。
大まかに分類すると、以下のようになりました。
[身体]
・頭痛
・不眠、悪夢
・だるさ
[思考]
・構築的に考えることができなくなった
・文字が読めなくなった
・頭を使うとすぐに疲れる
・常にぼーっとしている
[欲・感情]
・欲がなくなった
・やる気がなくなった
・能動的な感情がなくなった
・辛さと恐怖感が募る
・発作的にパニックになる
・すぐに泣くようになった
[記憶]
・記憶がぐるぐる巡った
・記憶が奥深くにしまわれた
[五感]
・視界の情報量に敏感になった
・光に敏感になった
・天候に敏感になった
・音楽に敏感になった
挙げてみるとなかなかたくさんの症状がありますね…
僕の場合は診断も一応うつ病ではなくうつ状態ではあるし、もっと症状の重い人もたくさんいるので、これでもまだ少ない方だとは思います。
しかし辛いのは辛いのです。
ですが、辛いとばかりも言っていられないので(そういう時期は一旦通り越しました。)、
僕の頭と身体に起こったうつという不思議な状態を記録しておこうと思います。
全て説明すると長くなってしまうので、
今回は[身体]の症状について詳しく書きます。
[身体]に現れた症状には、主に以下の3つがありました。
・頭痛
・不眠、悪夢
・だるさ
まずは頭痛。
これは以前にも書きましたが、体調を崩し始めた頃から、ずっと慢性的な頭痛があります。
偏頭痛のようなズキズキする痛みは始めのうちに比べればなくなりましたが、緊張型頭痛のようなジワジワした痛みは常にあります。
特に、頭を使うと頭が痛くなってきます。
痛みというのは最近はあまり意識しなくなりましたが、常に頭が重い感じです。
次に、不眠と悪夢。
これにはかなり悩まされました。
実家に帰ってから規則正しい生活を心がけてはいましたが、初めのうちは夜がほとんど眠れませんでした。
一応睡眠薬は飲んでいましたが、
眠ったとしても、2時間くらいですぐに目が覚めてしまい、しばらくしてまた寝て、またすぐ起きて、また寝て、、、
それを繰り返していたらいつのまにか外が明るくなっていて、また一日がはじまってしまう。
一番酷かったときは、起きているのか寝ているのかさえよくわかりませんでした。
朝に起きた感覚は全くなく、もちろんスッキリ感など全くなく、起きたときの気持ちは、今日も夜をなんとか乗り切ったという感覚でした。
夜がとても怖かったです。
しかも、
そのわずかながら寝ているときにも、必ずと言っていいほど悪夢を見ていました。
どこかをぐるぐる彷徨ったり、エンドレスのサバイバルゲームの中にいたり、自分のドッペルゲンガーが彷徨ったり、
深層心理というものなのか、そのようなぐるぐるした夢ばかりをいつも見ていました。
起きると同時に悲鳴をあげたこともありました。そんなことは初めてだったし、映画みたいでした。
結局、病院を地元の病院に変えて薬を睡眠薬重視にしてもらってから、徐々に眠れるようになり、夜への恐怖もやわらいでいきました。
いまでも1、2度は起きてしまいますし、ぐっすり眠れることはまだありませんが、だいぶ安心して眠れるようにはなっています。
最後に、だるさについて。
これも頭痛と同様、体調を崩した初めの頃は床にへばりつくように生活をしていて、だるくて起き上がれない日々でした。
とにかく体が重いのです。
最近では全く起き上がれないということはなくなりましたが、朝なかなか起き上がれなかったり、ソファに沈み込んで動けない日があったりしています。
だるさ感としては、病気になる以前にも休みの日には疲れが溜まってなかなかベッドから起き上がれなかったり体が重かったりすることはよくあったのですが、それと似ているようで全く違う感じがしています。
毎日ずっと休んでしかいないのに、いきなり最高潮に疲れの溜まった日のようなだるさに襲われたりします。
自分でも理解が追いつきません。
疲労感とは全く質の違っただるさ。これは一体何なんでしょうか。よくわかりません。
特に午前中が動けないことが多いです。
日内変動というものかもしれません。
いまの生活は、午前中はだいたいソファに沈んでいて、午後から立ち上がって動き出すといった感じです。
また、雨の日や寒くなった日など気温や気圧の変化がある日もだるさが増す日が多いです。
以上が[身体]に関する症状でした。
病気になってから、自分の身に起きている不思議すぎる状態に、否が応でも心と脳と身体の関係について考えざるを得ませんでした。
それらの関係についてはまた追々まとめるとして、
次回は[思考]についての症状を詳しく書こうと思います。